Y様邸解体工事

解体工事
完了日: 2024.11.03

弊社のお得意様からのご紹介で、築67年、空き家歴約30年のお宅を解体させていただきました。壁に穴があいていたり雨漏りの跡があり、朝来市の不良住宅解体補助金の申請もお手伝いさせていただきました。
愛知県にお住まいの方だったので解体前に一度お会いできただけですが、弊社ではご依頼者様と最後まで一度もお会いすることなく作業完了ということも珍しくありませんので、主にメールと電話でやり取りをしながらの作業でした。

お客様の声

法的にも、建設業としても知識豊富で教えられること多く、約束事はキッチリ守っていただいたこと大変ありがたく感謝しております。ありがとうございました。
ただ、一つだけ。捨てるものは確認して頂きましたが有用なゴミについてもう少しやり取りがあればと思いました。使用したら有用な物品についてです。まあキリがないですけどね。参考になればと思います。ありがとうございました。

弊社担当者より

過分なお褒めのお言葉と貴重なご意見を頂き、ありがとうございます。
「有用なゴミ」って、玄関前の植木鉢の傍に転がっていた、長さ20~25センチの鉄道のレールの切れ端のことですね。よく覚えてます。
弊社では、事前に必要なもの、残したいものを持ち帰っていただき、O.K.を頂いてから不要物処分に取り掛かります。
(家屋売却前のお片付けの場合は、また別の方法をとりますが。)今回の場合、箱バンのレンタカーで帰ってこられて、必要なものは全部持ち帰られたうえで「O.K.」を頂き、まずお片付けを済ませて解体が始まった段階で「玄関先にレールの切れ端が残ってませんか」とのメールが届き、「すみません、すでに処分しました」「残しておいたら、将来何かの役に立つかもしれなかったのに、何で連絡くれなかったんですか」というやり取りがあったので覚えています。
「有用なゴミ」とありますが、人によって物の価値、また価値観も違います。例えば鍋やかん、包丁からお茶碗、机、箱に入ったままの新品タオルや石鹸、ストーブ(ファンヒーターではない)、スコップ、火鉢、花瓶、本…例を上げたらキリがありませんが、それぞれ人によったら「有用なゴミ」になる可能性があります。その判断はお客様ご本人しかできません。ですから、弊社ではゴーサインが出るまでは片付けは始めません。
他方、「父の形見のライターがどうしても見つからなくて」「母の書画が出てきたら採っておいてください」とのご相談があれば、きちんとお取り置きをします。また、1円玉5円玉を含めた現金も出てくればきちんとお返しします。
また、お片付け中にお客様ご本人やご両親の結婚式のお写真、集合写真やきれいなアクセサリー、晴れ着などが出てくれば、改めてラインやメールで写真を送って確認して頂いたりもしています。
上記の普段の対応を鑑みても、今回のレール(玄関前の植木鉢のところに転がっていた)は、私たちには「有用なゴミ」とは判断できませんでした。申し訳ないことをしました。